膝の痛みについて

膝の痛み

年齢を重ねるにつれて階段の上り下りがつらくなってきた、膝関節に常に鈍痛や違和感があり体重をかけたり曲げ伸ばしをしたりすると激痛が走ることがある、関節の可動域が狭くなり思いっきり体を動かすことが出来ない、スポーツや旅行やアクティビティを楽しめないなど、膝の痛みに悩まされている方は多いのではないでしょうか。

膝の痛みにつながる直接的な原因として、軟骨のすり減りがあります。運動不足や筋力の低下で関節が変形したり、加齢とともにコラーゲンが減少したりして、軟骨はすり減ります。

軟骨はクッションの役割を担っており、そのクッション性のおかげで関節の曲げ伸ばしがスムーズに行えます。クッション性が失われて、膝の骨がぶつかり合ったり擦れたりすることで、つらくて不快な膝の痛みが出てしまうというメカニズムです。

痛みの原因は病気の可能性もある

膝の痛み

軟骨は加齢とともにすり減っていきますので、アンチエイジングを意識しつつ積極的な対策に努めることが大事です。

そのために行うべきこととしては、筋トレをして下半身の筋力をアップさせて膝の関節の変形を防ぐ、ストレッチやマッサージをして膝まわりの筋肉が緊張状態に陥らないようにする、軟骨のすり減りを予防するためにコラーゲンやコンドロイチンやグルコサミン配合のサプリを飲んでインナーケアをする、フォームローラーを用いて筋膜リリースをして体の可動域を広げるなどがあります。

サポーターやテーピングを用いて関節の部分を固定すると、痛みを軽減させることが出来ます。